すごいDrがいるもんだという件

この間、社外講師勉強会なるものを開催し 有名な病院の消化器内科の先生がレクチャーしに来てくれました。

「前日は仕事に追われ、ろくに寝てない。」「資料も作り込む時間がなかった。」「レクチャーの時間にも間に合わないかも。」

とDrから事前に連絡が入り、「あー、なんか今日のレクチャーは得るものがなさそうだなー。」と思ってしまった自分を反省したい。。。

どんな内容だったか簡単に紹介しますね。

アンノルム

レクチャーの流れ

時間的には10分遅れでオフィスに到着され、1時間のレクチャーがスタートしました。

最初に、Drのこれまでの経歴や論文などのお話。

それから、これまでに取り組んできた治療の内容や研究してきた疾患や治療法。

コロナ禍の患者さんへの対応とスタッフの過酷な現状。

IT技術の進歩と医療の進歩

最後に医師の役割

という流れでお話をお聞かせいただきました。

レクチャーを受けた感想ですが、いやー、使命感で医療行為をしているDrは素晴らしいなと思いました。

ドラマの名シーンを見ているかのような気分です。

レクチャーが始まる前に思っていものと違い、スライドはすごく作り込まれているし

遅れた理由も、エリアの難手術症例のほとんどが先生に送られてくるようで昨日も対応していたようです。

騙されてるんじゃないの?と思うかもしれませんが、騙されてないと思います。思いたいです。

医療を進歩させるのは医師の役割

話の中で一番すごいなーと思ったのは、

「患者さんと一緒に難しい治療(手術)を選択する一歩が医療の進化に繋がる。それが医師の役割。」

みたいなニュアンスのことを言われていたところです。

どういう事かというと。

難しい箇所に腫瘍があって摘出しないといけない場合

「多くのDrが簡単で無難な手術を選択し、難しい箇所は触らず失敗しない手術を選択する」

ようです。

例えていうなら、石橋を叩く事すらせずに橋を渡らないみたいな感じです。

この方法が悪いと言われていたわけではありません。

ここでDrが言われていたのは、

「誰かが一歩踏み込んで、難しい手術を無難な手術にする方法を考えないといけない。」

「リスクはあるけど、患者さんと一緒に話し合って、最善を尽くす」

「難しくても成功すれば、大きなメリットになる」

「だったら、患者さんと一緒にしっかり石橋を叩いて、崩れないように慎重に橋を渡るべきだ。」

というようなことを言われていました。

患者の命がかかっている分、失敗のリスクから自分にとって安全な事を選択してしまいそうですが

医療を進化させるのは医師の役割と、信念のようなもので話されていました。

MR活動においても重要なことを教わったように思いました。

まとめ

今の医療は、このようなDr方の叡智によって進化し今に至るのだなと改めて思いました。

Drの日々の医療行為に感謝しようと思います。

私も、何か課題にぶつかった時は、見てみぬふりをするのではなく、

何かできることはないか、とチャレンジしてみることを忘れないようにしたいと思いました。

以上です。

アンノルム


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